理事長挨拶

理事長 山本あい子

 平成29年に理事・監事の選挙が行われ、8月の定時代議員会で役員の選挙結果ならびに推薦理事の承認を頂きました。日本災害看護学会第7次理事会は(平成29年~平成30年の2年間)10名の理事と1名の組織会員理事、そして2名の監事の計13名で出発しています。一同、誠実に着実に学会運営に当たりますので、どうぞ引き続きご支援とご協力をお願い致します。
 日本災害看護学会は1998年に神戸で設立されました。そして新しい年2018年(平成30年)に20周年を迎えます。この間、本学会は年1回の学術集会を開催し、2018年は第20回年次大会が設立の地で予定されています。また学会誌の発行も行い現在では年3回の定期的な発行が可能となっています。
 国際的な母体を持つ世界災害看護学会の発足に対して中心的な役割を果たし、事務局役割も継続して担っています。2018年10月には、第6回世界災害看護学会がドイツのブレーメンで予定されています。国際的な災害看護ネットワーク構築に加えて、本学会の特徴的な活動である災害発生時の先遣隊の派遣・初動調査・初期調査等のネットワーク活動も、継続して実施しています。
 災害が多発する昨今、人材育成が重要課題となっていますが、交流集会や教育セミナーの開催を通して、看護職に対する知識の普及も行っています。さらに災害発生時には募金活動を行い、国内外における被災地での看護活動支援へとつなげています。ホームページや1.17メッセージ等を含む広報活動、災害看護に関連した用語の定義の明確化、そして組織会員活動の活性化等、実に多くの活動を行ってきています。
 世界的な動きとして、2005年の国連防災世界会議で採択された「兵庫行動枠組み」が10年を経て、2015年3月に「仙台枠組み」が仙台の国連防災世界会議で採択されました。仙台枠組みでは、人々の生活と健康が重視され、より良い復興に向けた活動が模索されています。日本災害看護学会でも、WHOや国連が主催する仙台枠組みの達成に向けた会議に参加し、看護からの提言を行っているところです。
 20歳となった本学会には、従来の活動を継続しつつ、さらに国内外におけるネットワークの強化を図り、エビデンスに基づき、災害時の人々の健康維持/回復に向けた具体的なケアを提言すること、災害に強い看護職を育成することが求められているように思います。今後も引き続き会員の皆様のご支援を頂きながら、災害看護の発展に努めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。



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会員数:2017年12月末現在

名誉会員:4名
(うち2名は物故会員)
個人会員:1,469名
組織会員:39組織
賛助会員:6組織

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