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組織会員と委員会
『組織会員と組織会員委員会のご紹介』
                                   日本災害看護学会組織会員委員会
                                                  2008年2月
                   
 組織会員は災害看護学会の特徴の一つであり、本学会発足の時から位置づけられています(会則第6条)。災害は個人の努力を超え、組織として平常時から取り組み、災害時に稼働出来るようなシステムが不可欠です。組織会員委員会は2005年度より活動を開始し、2006年度より会則第7条に位置づけられ、組織会員間の情報共有および相互啓発を推進することを目的としております。組織会員それぞれの設置目的は異なりますが、有機的に結びつき、災害への備えや災害時の活動、支援等に役立つ情報や知識をお互いが共有し合っています。組織会員の活動として学会に、災害時に看護師の派遣等の支援活動を行わないのかというご質問を受けますが、学会は設立趣意に書かれていますように、直接的支援活動ではなく、それぞれの組織が設置目的や災害時に置かれている状況に合わせながら活動していくことの支援を行っております。それらの活動を通して得られた知見や経験を学会発表して頂きながら、知識の蓄積を行い体系化につなげていくことが出来ると考えています。
 現在は、病院、看護協会、教育機関の約60組織が会員になって活動しております。病院組織は国や自治体の動きに連動しつつ災害時に期待されているそれぞれの病院の役割について準備し整備されています。看護協会は会員の力を集約して発災時の活動のシステムや看護師の災害の知識の向上のための研修会などを行っています。教育機関は教員・研究者を有し、災害時の備えの方法や災害時の看護活動・システムのあり方などについて看護の視点から教育・研究を行っています。
 災害看護の現象の多様性は世界規模で多発している災害を見ても分かるように災害の種類、災害地の社会背景、支援活動の必要性の特殊性や共通性など多岐にわたっています。各地域に大学・病院・看護協会・その他の団体は存在していますので、それぞれの災害についてのニーズを把握し共有しながら、組織会員会の活動内容を検討しています。
現在主な活動内容として以下のことがあげられます。

●教育機関、病院、看護協会それぞれの災害に対する特色ある取り組みを2か月に1回、
 『お知らせメール』として、組織会員宛てに送らせて頂いています。この概要は、HP上で見
 ることが可能ですが、組織会員の皆様には、その他資料などがメールにて配信されます。
●組織会員同士が、お互いに直接情報交換するために、日本災害看護学会学術集会の中
 で、『組織会員情報交換会』を設けています。その会では、複数の組織の方が災害に関す
 る準備や教育、また災害に遭われた組織はそのノウハウをどのように生かしているか、な
 どについて実際の取り組みを紹介していただいております。
●組織会員となっていただいている各組織には、それぞれの地域での研修会などを行う際
 にご相談頂き、ニーズに合わせて講師の紹介や教育委員会が研修会を行っています。
●ホームページの「組織会員会のページ」には、会員組織マップを設けています。組織会員
 となっていただいている組織のうち、ホームページへのリンク作成の承諾をいただきました
 組織につきましてはリンクを作成し、組織会員の施設の紹介や活動内容に容易にアクセス
 できるようにしております。

 組織会員委員会は組織会員がお互い情報を共有し始めることで、それぞれの組織の活性
化につながり、災害看護としての知識の積み重ねに寄与出来るのではないかと考えています。


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