日本災害看護学会5年間の活動の総括と今後の展望

日本災害看護学会理事長
兵庫県立大学副学長
南 裕子

要 旨

1995年1月の阪神淡路大震災と3月の地下鉄サリン事件をきっかけに、「災害」を学会として見直すことが認識された。それをうけ、同年9月の日本看護科学学会第2回国際学術集会で災害看護が取り入れられた。その後、日本看護科学学会に災害特別研究委員会が設置され、災害看護に関する知識体系の確立や災害看護教育プログラムの構築、また災害看護の国際的な研究などの課題が提案された。さらに、災害看護を追求するためには、独立した学会の必要性が認識され、1998年12月に日本災害看護学会の設立となった。
日本災害看護学会の目的は「災害看護学の知識や実践の体系化をはかり災害看護学の発展を通して人々の生活と健康に寄与すること」である。会員は、個人会員、組織会員、賛助会員で構成され、特に組織会員は災害の特殊性を加味して設けている。
学会事業には、①学会誌発行、②広報活動、③学術集会の開催、④社会活動、⑤組織会員のあり方検討、⑥ネットワーク活動、⑦災害看護教育活動、⑧国際交流活動、が含まれている。今後の課題は、①組織会員のあり方の検討、②国際交流の体制づくり、③知識体系の構築、④情報提供の仕組み作り、の4点と考えている。
Vol.5 No.3 Dec.2003




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会員数:2016年6月末現在

名誉会員:4名
(うち2名は物故会員)
個人会員:1541名
組織会員:42組織
賛助会員:6組織

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