組織会員と組織会員委員会のご紹介

日本災害看護学会組織会員委員会
2012年7月

災害においては個人の努力を超えることから、組織として平常時から災害への備えに取り組み、災害時に稼働出来るようなシステムが不可欠です。
それぞれ設置目的が異なる組織会員が有機的に結びつき、災害への備えや災害時の活動、支援等に役立つ情報や知識をお互いが共有し合うことが大切です。
組織会員は災害看護学会の特徴の一つとして、本学会発足の時から位置づけられています(会則第6条)。また、組織会員委員会は2005年度より活動を開始し、2006年度より会則第7条に位置づけられ、組織会員間の情報共有および相互啓発を推進することを目的としております。
現在は、病院、看護協会、教育機関の50を超える組織が会員になって活動しています。
病院等医療機関においては、災害拠点病院等災害時の役割が位置づけられており、国や自治体と連携して、災害支援活動に当たります。
看護協会は、会員の力を集約して発災時の活動のシステムや看護師の災害の知識の向上のための研修会などを行っています。
看護大学等の教育機関は、教員・研究者を有し、災害時の備えの方法や災害時の看護活動・システムのあり方などについて看護の視点から教育・研究を行っています。
組織会員の活動として、災害時に看護師の派遣等の支援活動を行わないのかというご質問を受けますが、学会は設立趣意に書かれていますように、直接的支援活動ではなく、それぞれの組織が設置目的や災害時に置かれている状況に合わせながら活動していくことの支援を行っております。それらの活動を通して得られた知見や経験を学会発表して頂きながら、知識の蓄積を行い体系化につなげていくことが出来ると考えています。
世界規模で多発している災害を見ても分かるように、災害支援活動には普遍的な共通する面があると同時に、災害の種類、災害地の社会背景が異なることから、各機関が多方面から災害看護にあたる必要があります。
各地域にある大学・病院・看護協会・その他の団体が、それぞれの災害についてのニーズを把握し共有しながら、組織会員会の活動を進めています。
現在主な活動内容として以下のことがあげられます。

●組織会員同士が、お互いに直接情報交換するために、日本災害看護学会学術集会の中で、『組織会員情報交換会』を設けています。その会では、複数の組織の方が災害に関する準備や教育、また災害に遭われた組織はそのノウハウをどのように生かしているか、などについて実際の取り組みを紹介していただいております。

●組織会員となっていただいている各組織には、それぞれの地域での研修会などを行う際にご相談頂き、ニーズに合わせて講師の紹介や教育委員会が研修会を行っています。

組織会員委員会は組織会員がお互い情報を共有し始めることで、それぞれの組織の活性化につながり、災害看護としての知識の積み重ねに寄与出来るのではないかと考えています。




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会員数:2016年6月末現在

名誉会員:4名
(うち2名は物故会員)
個人会員:1541名
組織会員:42組織
賛助会員:6組織

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