平成30年7月豪雨 先遣隊報告7/17(火):愛媛県看護協会

平成30年7月豪雨 7月17日(火)の活動
活動者:酒井明子・窪田直美・作川真悟

1. 活動概要
愛媛県看護協会を訪問。愛媛県における医療・保健の支援状況や災害支援ナースの派遣状況等を聞き、今後の支援について具体的に協議した。

2. 活動内容
愛媛県被害状況
・ 死者:26名 行方不明:2名
・ 全壊:56戸 半壊:70戸 一部損壊:29戸
・ 床上浸水:208戸 床下浸水:826戸
・ 避難所生活7都市町471名(17日11時現在)
・ 16日15時に国道56号線開通
・ 17日JR四国の予讃線の伊予市–八幡浜間が再開
・ ゴミ処理の遅延(県内被災3市未策定)
・ 宇和島吉田町みかん畑の農地約2千㌶のうち約1割で甚大な被害
9:45〜 愛媛県看護協会訪問
会長は13日に避難所などの現場視察を行った。衛生管理、避難住民・ボランティアの健康管理が必要であった。しかし、医療ニーズがないと判断する行政や活動した救護班もいた。病院は復旧しており、急性期の医療救護は求められていないが、今後は避難所の衛生管理、住民・ボランティアの健康管理のために現場配置の看護師が必要である。長期的な支援のため派遣調整が必要である。日看協からは被災県病院での具体的なニーズ情報の報告があれば派遣検討ができるとのこと。現場のニーズをあげて欲しいと保健師に伝えているが、受け入れるための準備が必要なこともあり現場から要請が上がってこない状況。災害支援ナースの派遣調整を行い、肱川流域の避難所に3泊4日のシフトで15日〜17日2名入った。肱川の5箇所の避難所については全部巡回するように言ったが、日中は片付けのため避難所にもいないので、夕方に回るように伝えて21時まで活動してもらっている。夜間の見守りの必要性が高い。今後の継続についても考える必要があるが、金銭的な問題や登録・保証など難しい問題もある。
災害支援ナース派遣について、A町7月一杯、B町はこの3連休の状況で派遣延長の有無を決定。C市は20日までの予定。
地元の保健師さんに継続的に繋いでいくように検討してもらう。支援ナースの登録は270名。
支援ナースの調整はこれまではできている。長期戦なので無理がないように派遣しなければならない。学生が入れば長期的に安定した活動ができるのではと思う。派遣期間が長くなると疲弊するため3泊4日程度が良いけれども、全国派遣も視野に入れる必要がある。各地で支援に行きたいといっても受け入れる仕組みが不十分であるため、各団体がスムーズに連携が取れると良い。
ある地域で避難所を集約しようと保健師が説明して80人の被災住民を移動させようとしたが、自分の家の周辺で生活したいと思って結局は移動する人が少なくて思うように集約できない状況だと聞いた。
避難所で二次災害が発生すると看護の質が問われることになる。

<課題>
・ 災害支援ナースの長期的な派遣調整が必要である。(特に夜間の看護師の配置)
・ 長期化すると被災地内の看護師の健康問題が顕在化するため、外部支援体制が望まれる。
・ 急性期の箇所もあれば、仮設住宅への移行が具体的になっている地域などもあり災害のフェーズが混在しており、地域の特性に合わせた支援体制が必要である。




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